福井県 縫製工場(在来工法)

木構造の挑戦

豪雪地帯である福井県に建つ平屋建ての縫製工場である。 垂直積雪量は175㎝、積雪荷重は5.25kN/㎡になる。 工場であることから内部を無柱空間とし、天井高を4.2m確保する必要があった。 柱はプレカット加工機を考慮して150角(すぎ)とし、小屋梁は上下弦材をべいまつ、斜材をひのき、束材をM16両ねじボルトを使用したJBNのハイブリッド型トラス梁として最大10mのスパンを架け渡して、内部空間の柱及び壁を最小限とした。トラスは積雪荷重に対する実験を行い、設計の妥当性の確認をした。 水平力抵抗要素は壁及び小屋面に構造用面材を用いて水平剛性を確保した。(2013年11月竣工)

延床面積 1000㎡
階数 地上1階
構造 木造
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